前回から腰痛の本当の原因としてお話しています。

ヘルニア（腰椎椎間板ヘルニア）は腰痛の約１０％程だという驚愕の事実！！

でした。

では腰痛の８５％の原因は一体なんでしょう？

答えは原因不明だそうです。

一応言っておきますが、これは東洋医学的にではなく、ある大学の腰痛専門の教授のお話です。

外傷があったり、使い過ぎたり、ヘルニア（腰椎椎間板ヘルニア）が無い場合は、根本的な原因は分からないという事です。

これは私の大学時代にも、授業で習ったり病院実習で目の当たりにしていたので、特に驚きはありません。

しかしここからが面白い所です。

ヘルニアが原因ではない患者さんは、ヘルニアを手術しても腰痛に変化が無い場合があります。

この事を疑問に何が原因か調べるようになったのです。

そしてある一人の患者さんの話に……

腰骨にはなんの異常もないのに、寝たきりになるほどの腰痛がありました。

痛みが徐々に強くなり、痛み止めも効かなく、手術をしても変わらない……

ついには寝たきりになってしまったそうです。

そこで旦那さんがかわいそうに思い、一匹の仔犬をもらい、二人で世話をするようになりました。

少しでも奥さんの気持ちが紛れるようにと。

するとみるみるうちに痛みがマシになり、今では走って散歩に行ける程良くなりました。

こんな事は臨床上よくあります。

例えば人間関係で悩んでいた会社を辞めた途端に、腰痛が無くなる。

何ヶ月も痛みがあったのに、腰自体は悪くないから、今まで通り楽しく生活して、適度な運動をしてくださいとアドバイスをすると、患者さんが安心し、てき面に良くなる。

この様な出来事は偶然なのでしょうか？

一体何なのでしょうか？

まずは西洋医学的な見解を……

次回で☆

 安積鍼灸院【あづみしんきゅういん】

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