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症例集

【case1】主訴 右頸部の炎症|20代|兵庫県神戸市在住|女性

主訴の状態

  • 数日前から首の右側が痛くて回らない。
  • 患部を見てみると、耳の下の頸が腫れて熱を持っている。
  • 首の凝りや寝違えとは明らかに違う。

問診情報

  • 仕事が凄く多忙だった。
  • 上司もピリピリしてよく怒られていた。
  • 上司が夢でも怒っていた。
  • いつもよりもデスクワークが多かった。

東洋医学的な原因(証)

  • 肝鬱化火

治療内容

【初回】
頭の百会に置鍼
効果:痛みが10→6に軽減
【二診目(一日後)】
右足の臨泣に置鍼
効果:痛みが10→2に軽減 腫れや熱感もかなり減少する。
次の日には痛みが全く無くなる。

解説

長時間のデスクワークや上司によるストレスにより、身体の真横の経絡の巡りが悪くなり、さらに巡りの悪さから化火(熱化)して右の首に突き上げていました。
頭の百会右と足の臨泣というツボはどちらも、体の横の経絡の流れを良くする働きがあります。
デスクワークみたいにじっとして頭や手など上半身ばかり使っていると、のぼせて肩凝りや頭痛が起きてしまいます。この症状はこの延長です。 早めに治療を受けて疲れを取っていけば、この様にひどくはなりません。。