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症例集

【case11】主訴 腰痛

えっこんな事が原因??という症例を紹介します。
訳あっていつもの症例解説とは少し違った形でいきます☆

主訴の状態

一ヶ月ほど前から腰痛が出現する。
仕事中に症状が悪化し、仕事が終わり家に帰るとマシになる。
今まで腰痛はほとんど出た事が無い。
その他の症状はなく突発的に症状が出現。

私は原因(証)として『体の上下のバランスが悪くなっている、特に下半身全体の気のめぐりが悪くなっている』という事が分かりました。

上記のような状態を治す為に治療を施すと、直後はすごい楽になる。
しかしその後仕事を始めると徐々に悪化してくる。

この状態が一週間続きました。

原因(証)は絶対に間違えていない。
普段ならすぐに症状が無くなるのに、ここまで続くのはおかしい!!

こう思い、もう一度腰痛が出現した前後の事を思い出してみました。

ある一つの疑惑が出てきました。

それは…

腰痛出現の少し前に仕事着を夏ズボンに変えました。

昨年の夏に比べて少し太ってしまった為、ズボンがキツキツでした。

これだ!!

キツイ夏ズボンをはくのを止めて、以前の様な少しゆったりめのズボンに変えると、すぐに腰痛が治りました。

要はズボンがきつく、特に下腹部や臀部が圧迫されることにより、『体の上下のバランスが悪くなっている、特に下半身全体の気のめぐりが悪くなっている』という状態になっていたのです。

腰痛症状の原因は『体の上下のバランスが悪くなっている、特に下半身全体の気のめぐりが悪くなっている』という事で間違いはありませんでした。

現に治療後は症状がかなり楽になっていました。

しかし根本の原因は『ズボンがきつく、特に下腹部や臀部が圧迫されていた』という事だったのです。

改めて詳しく原因を理解する事がどんなに大切か実感しました。

人間の体は面白いもので、自分でも気付かない少しの事で何か症状が出てきます。

様々な原因を問診や体の反応を診て、探っていきます。

刑事や探偵と何か似てますね!

ちなみに…

気づかれてた方もおられるかもしれませんが、実はこれは私の実体験です☆

もう少しやせないと…

医者の不養生でした(笑)