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肩こりと鍼灸 ~西洋医学的な症状・原因・対策~

2012.04.14

ついに今回からは肩こりの説明です!!

ほとんどの方がこの肩こりという物を体感した事があると思います。

時々肩こりが起きるという人もいれば、常に肩こりを感じているという方もおられます。

実は私も昔から常に肩こりや頭痛に悩まされていました。

大学に入りマッサージや患部に打つ鍼を授業や友達同士で行っても、その時はマシになるのですが、時間が経つとまた肩こりが復活してくるという毎日を送っていました。

しかし数年ほど前からは、どれだけパソコンをしても本を読んでも肩こりを感じなくなりました。

どうしてなのかすごく気になられるとは思いますが、
まずは西洋医学では肩こりはどのように考えられているのか説明致します。

肩こりの症状

肩こりとは一般的に首・肩・背中の緊張です。

主に僧帽筋と言われる筋肉が、だるかったり、重たかったり、硬くなったり、痛かったり……とこの様な症状が出ます。

と説明しなくても分かりますよね!

西洋医学的な肩こりの原因

この肩こりに関しては確定的な診断方法が無く、不明な点が多い疾患です。

一般的に言われる肩こりの原因はに挙げられるのは、

姿勢による肩こり
長時間に及ぶ同姿勢が原因で、特定の筋肉が収縮して、血行不良が起きて結果的に筋肉が緊張して肩こりが起きます。

目の疲れによる肩こり
目を使い過ぎる事により焦点を調節する筋肉が疲労し、その刺激が首・肩に伝わり筋肉が緊張することにより肩こりが起きます。

精神的な緊張による肩こり
緊張したら全身が硬く、特に肩が上に上がったような状態になり、ガチガチになります。
これは緊張する事により、自律神経の働きが乱れて、筋肉も緊張して起きます。

冷えによる肩こり
寒い所にいると体温を下げさせないために、体に自然と力が入ったり、毛細血管が縮小したりします。
このために冷えによる肩こりが起きます。

肩こりの治療

実際皆さんはどうされているのでしょう?

私が思う一般的な肩こりの治療といえば、まずは自分でストレッチをしたり、もんでみたり…。
それでもきつかったらマッサージに行ったり、肩こりに効く!というような薬を飲むという感じでしょうか?

その他の少数意見として、患部に直接鍼灸をする鍼灸院・患部に電気などを流す接骨院などに行かれると思います。

そのまた少数として、私達のような患部に打たない鍼灸に来られるという感じでしょうか。

これは絶対的な数に左右されていると思います。

数の多いマッサージ屋や、薬局で買える薬などは比較的多くの方が利用しやすいです。

それよりも専門学校や大学で3~4年勉強をして国家資格をとる鍼灸院や接骨院の方が数が少なくなってきます。

更には患部に打たず様々な疾患に対応する私達のような鍼灸では、学校だけの知識では全く対応できません。

何年も勉強・研究・練習をしてからやっと少しずつ様々な疾患を治せるようになります。

ですので私たちのような鍼灸はかなり数が少ないのです。

話がそれましたが、次回からは肩こりと鍼灸について東洋医学的にお話し致します。

また私の肩こりが無くなった理由もお話し致します。