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秋や冬になると肌が乾燥しやすい理由 続き

2012.11.06 | Category: お知らせ

この時期の困った問題。

それは肌の乾燥

その原因についてお話ししています。

前回の内容は
こちら 秋と冬に肌が乾燥しやすい理由

 

続きます☆

外気の乾燥以外にはやはり素体の問題が挙げられます。

 

一つ目は冬は体の中に熱が篭りやすくなるという事。

これは外気が寒くなってくると自然と体は体温を平熱に保とうとします。

具体的には毛穴を閉じて、体の中の熱が外に出ないようにします。

 

この働きは何の症状もない健康な人にとっては問題ありませんが、普段から体に熱がこもりやすい人にとっては、更に体に熱がこもりやすい状態になります。

熱がこもると上に上がる性質があるので、頭や顔、手などが過剰に熱くなり、相対的に足が冷えてしまいます。

この際に熱が外に出そうと、内側から体の外側に出てきた際に、皮膚に熱を持つので、水分が蒸発して皮膚が乾燥してしまいます。

頭や顔、手などの上半身ばかりが乾燥するといった方はこの可能性があります。

また真冬の寒い時期に、顔だけぽっぽと赤く熱くなるという人はこの様な事が体で起きています。

 

二つ目は気のめぐりの悪さ

気というのは体内や体表をぐるぐる回り、栄養を運んだり、余分な物を運んだりという働きがあります。

しかし夏に比べて寒い秋冬には気のめぐりが悪くなってしまいます。

普段から気のめぐりが悪い人は更に悪くなってしまいます。

上に書いたように、気のめぐりが悪くなり、皮膚への栄養が運ばれにくくなると、肌が乾燥したり弱くなってきます。

 

三つ目は肺と乾燥の問題

肺という臓器は乾燥した空気に弱いのです。

まあ湿気がきつすぎるのももちろん良くないのですが…

乾燥した空気を吸い続けることにより、肺の働きが弱くなっています。

東洋医学では肺は皮膚を司っており、肺の働きが弱くなると皮膚の状態も悪くなってしまいます。

二つ目と三つ目は全体的に皮膚がカサカサ乾燥してくる事が多いです。

他にも色々と考えられますが、代表的な物はこの3つですかね。

対策としては…

熱がこもりやすい人は、なるべく熱をこもらさない事。

具体的には暴飲暴食、油濃い物、味の濃い物、肉類などをなるべく摂らない。

適度に運動をして汗をかく。

気のめぐりの悪い人は、気のめぐりを良くする事。

具体的にはゆっくりと散歩をする。

せかせかしないでなるべくリラックスした時間をとる。

肺が弱くなっている人は。

加湿器などで空気を適度に湿らせる。

マスク等で乾燥した冷たい空気を緩和させる。

全部に言える事は、鍼で体を整える

憂鬱な皮膚の乾燥に負けずに、明るく楽しく毎日を過ごしましょう♪

安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

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