所在地 | 〒659-0067 兵庫県芦屋市茶屋之町2-21 メイピース芦屋305 |
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電話番号 | 0797-26-6165 |
予約 | 電話かメールかLINE |
休診日 | 水曜日 |
前回は花粉症の西洋医学的なメカニズム・症状・対策についてお話しいたしました。
今回からは花粉症の東洋医学的な見解をお話しいたします。
実は東洋医学の古典には、花粉症とかアレルギーといった言葉や考え方はあまり載っていません。
もっと言うと戦前までは花粉症で困っているという方はほとんど見られませんでした。
今と比べて花粉の量が少なかった訳でもありません。
今と比べて花粉対策グッズがたくさんあった訳でもありません。
今と比べてみんな健康であったという訳でもありません。
これはなぜなのでしょうか?
その理由は、じきに分かって頂けると思います。
花粉症のメカニズムとは
東洋医学では花粉症と肝・肺・脾の臓と大きく関わっています。
まず肝の臓というのは、(以前も少しお話ししましたが西洋医学の肝臓とはまた少違います→こちら
)
春の時期に異常を起こしやすいのです。
これは春の陽気
でもお話ししたように、
春になると植物は冬の間にためておいたエネルギーを一気に爆発させ、上へ上へと伸びていきます。
人間の身体の中でも同じような事が起き、気が上へ上へ突き上げようという働きになります。
ここで大きく関わっているのが先ほど出てきた肝の臓なのです。
この様に春に肝に異常が起きると、冷えのぼせのような状態になります。
春に五月病・うつ病・不眠症などが多いのはこの事が関係している事もあります。
上に(頭に)気が上がり過ぎて頭がもやもやしたり、変にハイテンションになったり……
余談ですが私はいつも変にハイテンション過ぎると言われますが……
次に肺の臓です。
肺の臓というのは肝と大きく関わりがあり、肝が異常を起こすと肺にも悪い影響を与える事があります。
例えば過度なストレスがかかった時や精神的な疲れがある時に、風邪でもないのに急に咳が出て、一回でるとなかなか止まらない変な咳が出る事があります。
これはストレスにより肝が異常を起こし、気が上がり過ぎたことと、肺の臓にも悪影響を起こした結果、出る咳なのです。
少し長くなってきましたので続きは次回へ☆
安積鍼灸院【あづみしんきゅういん】
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