今回からは更年期障害と鍼灸についてお話ししていきます。

この更年期障害でお困りの方も非常に多いです。

ある日突然様々な症状が出て生活が一変してしまったという方も少なくありません。

一般的に更年期障害で起きるという症状はかなり多く挙げられます。

ですので本当に更年期障害なのか？それともまた何か違う病気なのか？
と不安になられる方もおられます。

他の人にはあまり理解されずに苦しまれている方もおられます。

こんなにつらい更年期障害を改善させるには……

ではまず更年期障害は西洋医学的にどのように考えられているのかという事をお話ししていきます。

鍼灸師の教科書程度の内容です。

更年期障害の症状

ホットフラッシュ・冷えのぼせ・肩こり・腰痛・頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・・動悸・息切れ・便秘・下痢・のどのつまり・全身倦怠感……

精神症状（イライラ感・不安感・抑鬱感・やる気の低下）

この様に本当に様々な症状がありますよね。

器質的疾患（内科疾患や精神障害）を除き、エストロゲンの低下や性腺刺激ホルモンの上昇が存在した場合に、様々な症状が出現

要は西洋医学的な検査を色々と受けても、ホルモンバランスの崩れ以外にははっきりした原因が分からないが、様々な症状があるものです。

あれっこれと似たような事を一回書いた事がありますね。

そうです自律神経失調症と症状がすごく似ているのです。

詳しくはこちらで
自律神経失調症と鍼灸

更年期障害の原因

更年期障害は上でも書いたように、エストロゲンの低下や性腺刺激ホルモンの上昇などのホルモンバランスの崩れが原因です。

更年期になってくると卵巣の機能が衰え始めます。
それによりエストロゲンの分泌が少なくなってしまいます。

エストロゲンは体内バランスを整えたり、気分を安定させたりする働きがあるので、エストロゲンが低下する事により、様々な症状が出現します。

またホルモンバランスが崩れることにより、自律神経が乱れるのも様々な症状が出現する原因になります。

ですので自律神経失調症と同じような症状が出るのです。

更年期障害の治療

一般的には

ホルモン薬でホルモンバランスを整える。

自律神経薬で自律神経を整える。という事がメインになってきます。

では次回は更年期障害と鍼灸　東洋医学では更年期障害をどのように考えているかをお話しいたします。

なぜ鍼灸で更年期障害が改善するのか…

見ものです☆

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