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五臓六腑とは パート2

2012.03.29 | Category: お知らせ

前回五臓六腑についての概要についてお話し致しました。

今回は五臓六腑について簡単に具体的にお話しさせて頂きます。

やはり少し難しかったという声も頂いておりますので、なるべく簡単にお話し致しますね☆

五臓の『肝・心・脾・肺・腎』について

まずの大きな働きは、気血をまんべんなく体を循環させる。外から入ってくる刺激に対して、戦ったり追い出したりする。血をためている所などです。

以前 こちら
でもお話ししたように、ストレスなどと戦うといった働きから、ストレスを多く抱えている方が疲れやすい臓なのです。

次にの大きな働きは、気血をめぐらすポンプの様な作用(西洋医学の心臓とよく似ていますね)、精神を司るという事があります。

簡単にいえば、心臓と心(こころ)のようなものですかね。。

次にの働きは、食べ物を消化して体の元気や血を作る、その作った元気や栄養などを全身にめぐらせるという事です。

暴飲暴食をすると、この脾が弱ってしまったり、熱を持ってしまったりします。

この日が弱ると、食欲が落ちたり、下痢をしたり、体全体がだるかったりします。

の働きは、空気を吸って体に必要な物・必要でない物を分けて下に降ろす、皮膚を栄養してよい状態にするという事です。

皮膚と関係しているとはビックリ!と思われるかもしれませんね……

肺の状態が悪くなると、皮膚が荒れたりすることは多々あります。

喘息の方がアトピーを起こしやすいのは、これがひとつの原因にあります。

最後にの働きは、体の元気を出す所、髪・骨・尿などと関係している所です。

この腎というのは加齢や疲れにより、弱くなってしまいがちな所であります。

ですので、年を重ねるにつれて、白髪が出たり、骨が弱ったり、尿切れが悪くなったりします。

次に六腑は……と行きたいところですが、あまり難しくややこしくなって、東洋医学アレルギーになっては困りますので、この辺で☆

また機会があれば六腑についても簡単にお話し致します♪

要はこの五臓や六腑は全て繋がっており、相互に関係を持ちながら一生懸命働いております。

ですので個々に悪くなる場合もありますし、様々な場所が悪くなることで起きる症状もあります。

ですので私たちは、レントゲンや血液検査などで体の個々の部分を診るのではなく、
人の全体を診るという事をして治療を行っているのです。

この事により様々な疾患に対して治療可能なのです。

 

 安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

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