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うつ病と鍼灸 ~西洋医学的な症状・原因・対策~

2012.03.23 | Category: お知らせ

今回からはうつ病に関してお話ししていきたいと思います。

先日yahooニュースでも取り上げられていましたが、今100万人以上の方がうつ病と診断されて、治療を行っています。

治療を行っていない方もおられるので、実際はもっと多い人数であります。

 

そこで『名医を求めてさまよう うつ病患者』といった内容で書かれていました。

鍼灸院にも多くの方がこのうつ病で来院されます

新型うつ・プチうつ・仮面うつなど様々な言葉もあります。

西洋医学では『うつ病』とは、どのように考えられているのでしょうか?

うつ病の症状について

様々な物が挙げられます。

精神的な症状
気分が落ち込む・憂鬱である・気分が晴れない・不安感が続く・イライラする・焦燥感・感情が抑えられない・感情が無くなる・集中力が低下する・人に会いたくなくなる・動きたくない・被害妄想や悲観的思考になる………

身体的な症状
全身倦怠感、疲労感・食欲の異常(過食・拒食)・頭痛・肩こり・めまい・不眠・吐き気・便秘・下痢・息苦しい・呼吸が浅い………

躁うつ病とはこれらの症状に加えて、心神共に異常にハイになる時と交互に起きると言う物です。

本当に様々な症状があります。

うつ病の原因について

よく言われているのが、疲労やストレスによって脳内の神経細胞の伝達物質が不足したり、働きが鈍ったりする事で、発症すると言われています。



うつ病の治療について

一般的な病院ではやはり投薬治療がメインとなっております。

精神的な症状に関しては

抗うつ薬・抗不安薬・抗精神病薬・精神安定剤などが多く使われています。

身体的な症状に関しては

その出ている症状を抑えるような薬(例えば胃薬など)を使う場合があります。

この場合気をつけないといけないのが、精神的な症状に対する薬の場合は、依存性が高い場合があり、一度服用し出すとなかなかやめれなかったり、薬の量が増えたり、キツイ薬に変化していったり…という事があります。

 

私はこのうつ病ということばはあまり好きではありません。

先日お話しした自律神経失調症とも少し関係があるのですが、
自律神経失調症と鍼灸

どこからがうつ病で、どこからがプチうつで、どこからが自律神経失調でという所がかなりあいまいです。

 

診断された患者さんの方は、実際診断されたり薬を飲みだす事に関して、すごく不安に思ったり、悲観的になったりしてしまいます。

また病院によって診断や治療法が異なる場合もすごく不安になります。

私たちのような鍼灸院には薬を減らしたい、薬をやめたいという方が多く相談されます。

 

私たちはこの『うつ病』をどのように考えているのか。

次回からお話ししていきます。

 

 安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

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