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腰痛の本当の原因 パート5

2012.02.17 | Category: お知らせ

飛び飛びになっていますが、本当の腰痛の原因の続きです。

 

前回まで西洋医学的な腰痛についてと、東洋医学では腰痛の治療についてをお話ししてきました。

 

今回は東洋医学におけるストレスと腰痛の関係です☆

ストレスとは東洋医学ではよく『肝鬱』ということばで表現されます。

それは主に『肝の臓』(一般的な肝臓とはまた違います。また後日お話しいたします。)がストレスを受けたり処理したりするからです。

この『肝』の働きの一つに全身の気をスムーズ流すという事があります。

ですのでストレスを過剰に受け過ぎると、『肝』が異常を起こし、異常が起きると全身の気をスムーズ流す働きが弱まり、気のめぐりが悪くなってしまうのです。

少し難しくなってきた方は

気とは何?

をお読みください。

次に東洋医学の痛みのメカニズムについて簡単にお話しいたします。

痛みには

1:気が滞った所が痛む

2:気のめぐりが悪くなり栄養出来ないところが痛む

という大原則があります。

ですので、ストレスを受け続けて『肝』に負担をかけ、気のめぐりが悪くなると、痛みの大原則の1・2両方ともに当てはまり、痛みが生じるという事が起きます。

ここで注意点として、ストレス以外にも痛みが出たり気のめぐりが悪くなる原因は無数にあります。

 

次に痛みのメカニズムでもう一つ大切なものがあります。

東洋医学では神主学説と言います。(神とついているからと言って、別に宗教的な物とは違います。)

心神といって精神力こころ・とかそういう意味の働きをする物があるのですが、この心神は『痛みの思考中枢』の役割を持っています。

すなわち痛みを感じたり、気にしたり・抑えたりする場所と言う事です。

この心神が不安定になると元ある痛みを助長して痛みを悪化させてしまいます。

心身が不安定になるというのは、字の通り不安な気持ちになったり嫌な気持ちになり、気分が落ち込むという事です。

痛みが出現してその痛みに対して、不安になったり嫌な気持ちになると、心身が不安定になり痛みが悪化します。

あれっどこかで聞いた話ではないですが?

腰痛の本当の原因 パート3

でお話しした脳と痛みの関係とそっくりなのです。

長くなりましたので続きは次回で☆

おそらく次回が最終回です♪



 安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

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