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生理痛と鍼灸 ~西洋医学的な症状・原因・対策~

2012.04.24 | Category: お知らせ

今回からは生理痛についてお話ししていきます。

私は男性ですので実際には体験した事がないのですが、

寝込んでしまう程の痛みを訴える方や、ほとんど痛みを感じないといった方もおられ千差万別です。

毎月痛みがキツイかたは、生理が来るのがつらいと思います。

最近の若い方は生理に関してあまり深く考えていない方が多く、痛みがきつくても痛み止めの薬を飲んでごまかしたり生理不順になって周期が遅くなってもこれくらいが調度いいかとか思ったりする方も少なくありません。

しかし生理は『子供を出産する』という事に大きく関係しています。

ですので本当は生理に不調がある。と言う事は私はもっと注意深く思って頂きたいです。

 

ではまず西洋医学では生理痛はどのように考えているかです。

生理痛の症状

下腹部の痛みでは締め付けられるような痛み・張って痛むなど様々です。

また生理前~生理中に頭痛・腰痛・下痢なども起きる事があります。

また月経前症候群(PMS)と言われる、生理前にイライラしたり、頭痛がしたりと様々な症状が起きる場合もあります。

生理痛の原因

【ホルモンバランスが原因の生理痛

生理が起きた時に、子宮内膜を体外に排出する際に子宮を収縮させる必要があります。

これには子宮収縮ホルモンが非常に深く関与しています。

この子宮収縮ホルモンが過剰に分泌されると、子宮が過度に収縮して痛みが生じます

【病気による生理痛
子宮筋腫や子宮内膜症があると、生理痛がきつくなります。

【自律神経の乱れによる生理痛】

生活リズムの崩れ、ストレス、寝不足等により自律神経のバランスが崩れると、生理痛がきつくなる場合があります。

生理痛の治療

生理痛の治療には大きく『対症療法』『薬物療法』『手術療法』の3つに分けられます。

対症療法

これは生理痛が出たら痛みどめの薬を飲むというものです。

あくまでも痛みをごまかすという事ですので、根本的な治療ではありません。

薬物療法
これはピルやホルモン剤などを使用します。
体の中では子宮内膜の発育を妨げたり、出血量を減らしたり、排卵しにくくするものです。

【手術療法】
子宮内膜や子宮筋腫を手術で切除するというものです。

冒頭でもお話ししたように、生理とは『子供を産む事』に大きく関係しています。

生理痛を痛みどめを飲んでそのままにしておくような事はなるべくして欲しくありません。

また私が思うにピルやホルモン剤は比較的強い薬ですので、あまり長期にわたり使用して、生理のバランスが崩れるような事があっては恐いと思います。

なるべく自然な療法で生理痛がマシになれば一番良いと思います。

ということで次回は生理痛と鍼灸についてお話し致します。

 安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

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