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自律神経失調症と鍼灸の解説を開始しました。

2012.03.10

今回からは自律神経失調症についてお話ししていきたいと思います。

実はこの自律神経失調症の方はものすごく多いのです。

しかも鍼灸で抜群に効果を上げやすい症状なのです。

 

実は私も小学生の頃、頭痛・腹痛・発熱・体のしんどさ等がよく出現して病院に行くと、この自律神経失調症という診断名を付けられた事があります。

色々薬を飲まされたりもしましたがあまり変化はありませんでした。。。

 

ではこの自律神経失調症とはいったい何なのでしょうか・

まずよくある症状は、
慢性的な疲労、だるさ、めまい、頭痛、動悸、不眠、便秘、下痢、耳鳴り、手足のしびれ、のどのつまり、イライラ、不安感………

自律神経失調症とはこの様な症状があり、器質的疾患(病変)や精神障害がなく、自律神経の乱れが原因だと思われた疾患です。

要は西洋医学的な検査を色々と受けても、はっきりした原因が分からないが、様々な症状があるものです。

 

お医者さんの中には検査で問題ないから「気のせいでしょう」とか「まっ寝たら治ります」とか「年のせいでしょう」などと軽視する方もおられます。

でも患者さんは原因不明という恐怖や、いつになったらこのつらい症状がなくなるのかという不安感は全く拭いきれません。

 

この自律神経失調症の西洋医学的なメカニズムはどういうものなのでしょうか?

自律神経とは『交感神経』と『副交感神経と』いうものに分かれ、興奮している時や活動しているときは『交感神経』が活発になり、リラックスしたり落ち着いている時には『副交感神経』が活発になります。

この自律神経がストレスや生活習慣の乱れにより、不調を起こす事により体の様々な器官に影響を与えて、様々な不定愁訴が出現するという事です。

 

治療は自律神経を正常に戻すような薬、後はそれぞれの症状を緩和する薬を服用するという事が一般的です。

 

では次回からは東洋医学的な自律神経失調症の解説です。

本当にこの自律神経失調症には鍼灸が最適だと思います。

お楽しみに☆