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パニック障害と鍼灸~東洋医学的な症状・原因・対策~

2012.07.26 | Category: お知らせ

今回はパニック障害と鍼灸 東洋医学編です。

さらっと始めてしまいましたが、前回からいつの間にか時がかなりの経っていました!!

忘れてしまったという方は こちら
をご覧ください☆

こういういわゆる精神科疾患と呼ばれるものは、血液検査やレントゲン等でも判断する事が難しく、診断がかなり難しいものです。

パニック障害という風な言葉だけ聞くとかなり恐ろしい病気のような感じを受けるかもしれません。

しかしこの様な病気(症状)は疲れたり、少し体や心のバランスが崩れただけで、発症する事もあります。

例えば仕事が多忙で、さらに上司から怒られた時に、過呼吸や胸の痛みが出る。

嫌な事があり、色々と考えているうちに、変に動悸が起きたり、めまいが起きたりする。

何が言いたいかというと、今この様な症状でお悩みの方は、こんな事が起きるなんて何で自分だけ…とか、自分の体や心は異常なんだろうか…とか、そういう風に悩まないで欲しいのです。
 

こういう風に悩んだり、病名にショックを受けてしまったり、過剰に臆病になってしまう事は逆効果だからです。

ちょっと疲れているんだ。少しバランスが崩れているんだ。

と理解して、後はその疲れやバランスを鍼灸でとったらいいと思います。

少し長くなってしまいましたので、続きはサッといきます!!

パニック障害の症状

パニック発作

発作は人により様々です。

動悸・発汗・震えやしびれ・呼吸が浅くなる・息が苦しくなる・胸の痛みや不快感・吐き気・めまい・恐怖感・不安感……などの症状が見られます。

予期不安
パニック発作が発生した場面を恐れ、また発作が起きるのではないかと、不安を募らせていく。

これを「予期不安」といいます

予期不安により、外出できない、乗り物に乗れない、人に会えないとった事が起き、生活に支障を与えます。


パニック障害の原因
この疾患も詳しく言えばかなり難しくなってしまうので、出来るだけ簡単にお話しします。

まずこの疾患と関係している臓腑は心、肝、脾です。

分からない方はこちらを

パニック発作がとても多い方の場合、この心、肝、脾の臓腑がめぐりが悪くなったり、熱を持ってしまったりしている場合が多いです。

なぜ熱を持ってしまうかというと、過度のストレス、過労、飲食不摂などが挙げられます。

この様に臓腑が熱を持ち、メラメラ燃え盛るような状態だと、少しのショックやストレスにより、動悸・過呼吸・めまい・発汗…などの発作が起きやすくなります。

分かりやすい例を挙げてみましょう。

激しく激怒した時、過度な飲酒をした時にこの様な症状が出ませんか?

出ますよね。

つまり、体や心がこの様な状態になっているので、発作が出てしまいやすくなるのです。

予期不安が多い方の場合は、この心・肝・脾の働きが弱くなっている場合があります。

普段は嫌な事があったり、ショックな事があってもそれを乗り切れるのですが、

この様な状態だといつも以上に些細な事でも、気分が落ち込んだり不安になったり、対処できなくなってしまいます。

これも誰だってそんな時は有りますよね。

疲れが溜まっている時は、妙に落ち込みやすかったり、不安になったり…

体や心がいつもより疲れて弱くなってしまっているのです。


パニック障害の治療
これはもうシンプルです!!

臓腑のめぐりが悪くなってるのを、めぐりを良くする!

熱を持っているのを、冷ます!

弱っているのを、助けてあげる!

分かりやすいですよね☆

もちろん上記以外の原因の場合も沢山あります。

でも私が診てきた中で、多く、分かりやすい物をピックアップさせて頂きました。


この記事を見て、あっこんな事が原因だったのか!と安心して頂ければ嬉しいです。

精神科疾患と診断された。パニック障害という診断名がついた。

これはおそらく多少なりともショックがあると思います。

しかし、疲れ過ぎたり過剰なストレスを受けたりすれば誰にでも起きる可能性はあります。

ちゃんと疲れを取ったり、体や心のバランスを整えれば、治る場合も多いです。

重苦しい名前に負けずに、一緒に前に一歩進んでみましょう☆

 

安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

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