TEL LINE

花粉症と鍼灸 ~西洋医学的なメカニズム・症状・対策~

2012.02.23 | Category: お知らせ

早いもので2月も後半ですね。

実は2/17~2/23まではアレルギー週間だそうです。

という事でこの時期多くの人を困らす花粉症についてメカニズム・症状・対策等お話ししていきたいと思います。

 

まずは西洋医学的な花粉症の見解です。

花粉症とはスギ・ヒノキ等の花粉によって起きるアレルギー疾患です。

症状としてはくしゃみ鼻水目のかゆみ皮膚のかゆみ頭痛……等様々なものが挙げられます。

では一体なぜこの様な症状が出現するのでしょうか?

 

花粉症・アレルギーのメカニズムとしては……

まず身体の中に異物(花粉)が入ってきます。

これを排除しようと身体の中で反応し、IgE抗体という物が作られます。

花粉に接触するにつれてこのIgE抗体が蓄積されていきます。

この蓄積量がある一定以上になると、アレルギー反応が出現するようになるのです。

この様な状態の時に体内にまた花粉が入ってきてしうと、体内から追い出そうとくしゃみ・鼻水・涙などが出ます。。

またアレルギー反応が起きた時に、細胞からヒスタミン等の刺激物質が出現します。

このせいで目のかゆみ・皮膚のかゆみ・頭痛などが出現すると考えられています。

 

対策としては次の様なものが挙げられます。

まずは投薬治療。

メディエーター遊離抑制薬……ヒスタミンの出現を抑えます。

抗ヒスタミン薬……ヒスタミンの刺激をブロックします。

血管収縮薬……粘膜の血管を収縮させて、粘膜の腫れをマシにします。

ステロイド薬……アレルギー反応を収まらせます。

あとは花粉ブロックメガネ・マスク・服の花粉を落とす・鼻うがい…等花粉を体内に入れないといった対策があります。

では次回からは東洋医学的な花粉症見解です。

 


 安積鍼灸院【あづみしんきゅういん

兵庫県芦屋市茶屋之町2番21号メイピース芦屋702

JR芦屋駅から徒歩3分 阪急芦屋川駅から徒歩10分 阪神芦屋駅から徒歩7分

神戸・西宮・大阪からもすぐ

安積鍼灸院公式ホームページ